先日、おもしろそうな展示を見つけたので汐留にあるアドミュージアム東京へ行ってきました。
展示名は「世界のクリエイティブがやってきた」。
2023年の5月まで開催されているイベントで、世界のクリエイティブ・アワードの受賞作品が展示されているとのことです。
期間によって見られる展示が分かれていて、【THE ONE SHOW 2022】【D&AD Awards 2022】【CANNES LIONS 2022】合計3つのアワード受賞作品を見ることができます。
私はD&AD Awards 2022の展示を見てきました。
その時のことを簡単にまとめてみようと思います。
※写真撮影に関しては入り口の受付の方に確認・ご快諾頂いております。ありがとうございます!
アドミュージアム東京の行き方
アドミュージアム東京
- 〒105-7090 東京都港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留 地下2階
アドミュージアム東京はカレッタ汐留の中にあります。
新橋駅から行っても汐留駅から行っても、歩いて5分ほどで着くのでだいぶアクセスが良いです。
常設展示がすっごくおもしろい!
アドミュージアム東京の常設展示
常設展示として、
✔日本の広告の歴史が学べる【ニッポン広告史】
✔見ると「楽しくなる」「びっくりする」「共感する」「深く考えさせられる」広告を視聴できる【視聴ブース「4つのきもち」】
✔タッチパネルで昔から現在まで様々なCMを視聴したり昔の引き札や絵ビラをアナログで見ることができる【コレクション・テーブル】
の3つのエリアがありました。
これが、とにかく、おもしろかった・・・!!
「世界のクリエイティブがやってきた」よりも時間をかけてすべての展示を鑑賞しました。
なんだか、広告の良さがぎゅっと凝縮された空間でした。
ニッポン広告史で江戸時代からの広告事情に触れました
動画での解説や様々な展示を見ながら、江戸時代の広告から現在に至るまでの歴史を学べます。
これが本当に面白くて、じっくりと全部まわってしまいました!
今ある「企業タイアップ」的な広告手法も、江戸時代の歌舞伎の中で似たようなことが行われていたみたいですよ。
時代は違えど結構同じことをやっていて興味深いです。
あと、昭和初期の広告が個人的にツボで、普通にめちゃくちゃ可愛いなって思いました。
▼昭和6年くらいの広告たち
奥が深いコピーの世界
ミュージアムの壁には、聞いたことがあるようなコピーが投影されています。
それを何周も眺めて見ていました。
視聴ブース「4つのきもち」
このブース、ほんっとうにおもしろくて全コンプリートしました。
ブースによっては再生時間が長いものもあったのでだいぶ待ったりもしたんですが、色々な国・時代の様々な広告に触れられるのが面白くて・・・
映像作品は撮影NGとのことだったので撮影はできませんでしたが、主に4つのカテゴリーに分けられたCM作品を視聴することができました。
個人的には下の3つが印象的でした。
①Love Has No Labels – Ad Council 2015
②Security Cameras – Coca-Cola 2012
③MoreWomen – Elle UK 2015
こんなふうに心に訴えてくるクリエイティブを創れる人ってめちゃくちゃかっこいいな〜と思いました。
D&AD Awards 2022もしっかり見てきました
常設展示を2時間以上かけて見てしまいましたが、D&AD Awards 2022もとても良かったです。勉強になりました。
写真はあまり撮れなかったのですが、印象に残った作品はこちら。
1万3,865個の黒い丸と2つの赤い丸
これは2021年の8月9日に長崎新聞に掲載された広告で、核兵器の廃絶を訴えるものです。
これを初めて見たのは違う展示会に行ったときでしたが、すごく静かに、でもとても強い意味を持って訴えているのが伝わって、衝撃を受けたのを覚えています。
スタンプラリーが楽しかった
ミュージアム内に設置されているスタンプラリーをやりながらまわりました。
完成したものがこちら。
とてもかわいいポストカードが完成しました👏🏻👏🏻
感想
普通にめちゃくちゃ勉強になった
常設ではありますが「ニッポンの広告史」、これすごく勉強になりました。面白かったです。
江戸から現代にかけての広告移り変わりを時代背景などと織り交ぜながら学べて、デザイナーとして知るべきことをちょっとしれたような気がします。
ちなみに、ありがたいことに公式サイトからいつでも学べるみたいです。
制作意欲が湧いた
D&AD Awards 2022の展示もそうですけど、日本や世界のトップレベルの作品を見て、なんだか仕事頑張ろうという気持ちが湧いてきました。
こういう展示会に行くと必ずモチベーションが上がります🔥
次はどこに行こうかな。
楽しみです😊